2人でやるパズルみたい
就職活動って結構面白い。
こんなにも色んな大人の話を聞くことは今までなかった。
それ以上に自分と向き合うことがなかった。
なぜなら、本来自己PRや自己紹介はやり過ぎるとドン引きされがちだし、ましてや文章化することなどキモすぎるからだ。
今でもキモいと思っているが、企業側も採用にかけるお金が限られているのだろう、履歴書に頼らざるを得ない。
一人一人、根掘り葉掘り考え方や生き方をきいたり、言語化したりして、合点するまで話し合いたいのだと思う。
でもお金も時間もかけられない。
そこで履歴書、面接というクソ簡易なものになっている。
でもそこで戦わなければならない。
やるだけやってやりますよ。
と意気込んだ面接。
結論から申し上げますと、、
ボロクソに「負けた」。
人事の人はプロだ。
僕のみたくれや発声方法など言動1つ1つみている。
みている様子を出して圧をかけてくる。
あいつら本気だ。
悔しくて笑ってしまった。
そのあと軽くフィードバックをしてくれた。
そこでようやく気づいた。
面接は勝負ではなくて、共同作業だ。
僕はさっき「負けた」と言ったが、この考え方が間違っていた。
面接官と上手に面接を作り上げるんだ。
わかっていたじゃないか。
面接は会話とさほど変わらない。
やっとここまできた。
ここから印象に残るようなことをしたり、気が利くことを言ったりして、面接官を喜ばせばいいんだ。
面接官は僕みたいな人間をくそほど捌いてる。飽きるほどに。
じゃあ僕のままでは飽きられてしまう。
僕が僕じゃなくなる必要がある。
ほうほう。
これが就活か。
ちょっとずつ面白くなってきた。