雨の日は独りでいても良い感じがするから好きだ。 天気の良い日に部屋に独りってのは世間的に、字面的に、良い印象は受けない。 ところが雨が降っていれば、それだけで他人に会わない、部屋から出ないことが正当化される。 人に会ったからといって「良い」訳…
「全体は部分の総和以上」はゲシュタルト心理学だが、最近なるほどと感じる節が多い。 例えば、僕。 僕は大学生で、ガリガリで、ギターが好きで、煙草を吸っていて、今布団に潜り込んでいて、、、 言葉で説明しようとすればキリがない。 どれだけ部分を説明…
四季という言葉があるように、この国には4つの季節がある。 その変わり目には、いつも嫌な風が吹く。 僕の好きな本が「風の歌を聴け」であるように、はっぴいえんどが「風をあつめて」いるように、風には不思議な力がある。 今日はいかにも初夏らしい気候だ…
5月になりました。 所謂新学期、学生は学年が変わり、大学を卒業した若者は社会に入る(出ると言わないのには理由があります)、そういう時期です。 春は嫌いなんですが、今年はいつもと違うので新鮮な気持ちです。 まあいつもその新鮮過ぎることが嫌いなんで…
余命宣告を受けたようなものだ。 コロナは2週間の潜伏期間を経て発症するらしい。発症したら最後、親族すら会えないときいた。 事実、死の宣告を受けたようなものだ。 そう考えついたや否や、厄介なあれが頬を伝う。 大事な人にお別れを言わなきゃいけないの…
僕が今日死んだらどうなるんだろう。 親は泣くのかな。 友達は僕のギターを鳴らしてくれるのかな。 バイト先は困るってことは想像つく。 でも大学の授業は淡々としているはずだ。 授業はさぼっても、バイトには行ってしまうあの違和感がなんとなくわかった気…
初めて出会った人同士が決まって言う挨拶「はじめまして」。 ここ最近はよく使う。 しかし人はなんとなくジャンル分けされていて、ガチガチに「はじめまして」はなかなかない。 例えば男女。 同性に言うものと異性に言うものは、少しだけ意味合いが違う。 な…
最近こういう思想めいたものばかりですみません。 色々落ち着いたら本のレビューみたいなことと、飲食店のレビューみたいなことをします。 以前やってたしょうもないやつもぼちぼちやります。 もうちょっとだけ僕のゴチャゴチャブログに付き合ってください。
就職活動って結構面白い。 こんなにも色んな大人の話を聞くことは今までなかった。 それ以上に自分と向き合うことがなかった。 なぜなら、本来自己PRや自己紹介はやり過ぎるとドン引きされがちだし、ましてや文章化することなどキモすぎるからだ。 今でもキ…
カラスは夕方の訪れを告げる鳥だと思っていた。歌があるでしょ。夕暮れぽいから。 そんなカラスの鳴き声で意識が戻る。 やたら明るい携帯の画面に目を眩ましながら、恐る恐る時刻を確認する。 またやってしまった。 目覚ましが鳴っていた夢に苛立っていたが…
御機嫌麗しゅう、マイフレンド。 新宿では桜が舞い、快晴が人々を嘲笑っているように暖かい。 3月も残すところ2週間を切り、4月があほ毛をちらつかせ始めた。 しかしそのあほ毛は新年度の訪れを知らせるものばかりではない。 現にいくつかの大学で春休み延長…
つくるよりも壊す方が簡単、という言葉がある。 確かにジェンガを積むのはだるいし、人は刃物で刺せば死ぬ。 しかし例外もあるということを忘れちゃいけない。革靴を履き潰すのは意外と大変だ。 履き慣れた靴にする、ちょっと言葉を変えれば「つくる」に解釈…
人間の睡眠という行為は可愛らしい。 あんなにでかい声でツッコミを入れていたおじさんも、いかにも男受けを意識した生脚女も、暗くなればシャワーを浴びて、ふかふかの布団に潜り込む。 目を瞑って、すやすやと寝息を立てる。 トイレに行き忘れた、と突然起…
さあ脱げ。 今の僕たちには必要ない。 白いスニーカーを履いて、スマホをベッドに置いて、千円札と少しの小銭を握りしめて。 行き先は後から決めればいい。 バスにでも乗ろう。 他に席が空いていても見知らぬ人の隣に座ろう。 その人越しに車窓を眺め、知ら…
コロナコロナと世間は騒いでいるらしいが、僕の周りの人間、友達は「怖いね〜」と言っているくらいである。 色んな意見があるだろう。 危機感がない、とか他人事だとか。 でもみんなが怖がっているからとりあえず怖がっておこう、目の色を変えてビクビクする…
人を傷つけるコンテンツは万人受けしない、すなわちコンテンツとして欠陥がある、ということを前提に話す。 誰かを特定して言っている訳でも、啓発をしたい訳ではない。 ただこれでいいのかと、ふと思うことがある。 ちゃんと考えているのか、と。 例えば、…
今日もやってしまった。 前持って立てた予定というのはなんでこんなにも嫌になってしまうんだろう。 インターンだしいいや。 今日はどうしようか。 暗くなるまで寝ていようか。 それとも頭が痛くなるまで活字と戯れようか。 否、街に行こう。 今日のお散歩コ…
ないものねだりという全人類共通の我儘を愛せたなら、と日々考えている。 欲深いと言って終えばそれで終わりだが、布団が気持ち良ければそれで良いほど僕らは単純じゃないということだ。 例えば冬、 僕の好きな食べ物が一杯あって、食欲も旺盛で、幸せである…
関東初雪らしい。 昨夜泊まった友人がお昼頃帰った痕跡を横目にカーテンから差し込む薄暗い光を眺めていた。 毎年センター試験の日には雪が降るジンクスがあるが、今年も案の定。 懐かしい気持ちというよりかは、悪い夢の後のような、少し気持ち悪い気分にな…
僕は文章を書くとき、タイトルは最後につける。 予めタイトルを決めてしまうと、その中に言葉が押し込まれてしまう気がするから。 逆に言えば、収まりがないのだけれど、それはもうご愛嬌。 赤ちゃんは突然立ち上がるから面白い。 今日も僕は就職活動(笑)に…
寒いですね。 人は冬になると、呼吸する度に寒いと口にします。教室に入ると、「さみー」「今日寒い!」とか分かりきっていることを言いまくる。僕もその一人であなたも例外じゃない。 さみー 僕は冬が嫌いだ。 街を歩けばback numberが失恋を歌ってるし、世…
最近ハマっていること、それはインターンシップです(大真面目) まあ僕は企業や仕事に興味があるというより、社会で働く大人たちに興味があります。 たまたま3年生で、たまたま大人と話す機会があるので、これを使わない手はない!って感じ。 まあこんな気が…
男女の壁という言葉がある。 同じ人間とは言っても、性別には想像以上の隔たりがある。 前もって言っておきたい。 僕は価値観とか世界観とかそういう言葉が苦手です。 曖昧に、かつ他人の主観を元に、世界を限定する、傲慢じゃないですか。 はい、それで男女…
人は満たされていると創作欲がなくなるらしい。満たされている、の定義は敢えて曖昧にしておく。お金がない、時間に余裕がない、眠い、なんかだるい、なんでもいい。ただ一つ言えることは、以上のことを踏まえて、満たされていると感じる人間が極めて少ない…